当院で扱っている「入れ歯治療の種類・料金」についてご紹介いたします。
入れ歯の歯茎と接する部分「床(しょう)」に金属を使用している入れ歯です。金属は丈夫なため、レジンで床を作る場合よりも薄くできるのが特徴です。
金属で作る最大の利点は、薄くて丈夫で壊れにくい点。プラスチックと異なり入れ歯がしならないので、顎堤(がくてい:歯が無くなって歯茎だけになった部分)を痛めにくくなります。
入れ歯の臭いが気になる、残っている歯を少しでも長持ちさせたいとお考えの方にも金属床義歯はおすすめです。保険の入れ歯のプラスチック部分には、細かな空洞があります。この空洞に細菌が住み着くと、入れ歯特有の臭いが発生してしまうのです。
また、住み着いた細菌によって、残っている歯に虫歯や歯周病などのトラブルが起こる可能性も。残っている歯が歯周病になってしまうと、最悪の場合は歯を失ってしまい、新たに入れ歯を作り直さなければなりません。
汚れが溜まりやすい床の部分に金属を用いる金属床義歯なら、細菌が住み着きにくくなります。そのため気になる臭いがほとんど発生せず、残っている歯の健康も守りやすいのです。
そのほか、金属床義歯には以下のメリットがあります。
コバルトクロム床義歯 | 330,000円 |
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チタン床義歯 | 495,000円 |
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プラチナ床義歯 | 1,100,000円 |
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治療名:金属床義歯
治療の期間・回数:2か月~4か月程度、4~6回程度
リスクや副作用:破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
入れ歯のクラスプ(留め金)に金属を使用しない部分入れ歯です。
部分入れ歯では通常、クラスプ(留め金)を残っている歯にひっかけますが、お口を開けたときに外から見えてしまい、入れ歯を入れていると他人に気付かれやすいという問題があります。
一方、ノンメタルクラスプデンチャーは入れ歯のクラスプ(留め金)に金属を使用しないため、入れ歯と気付かれにくい自然な見た目に仕上がります。そのため若い方にも好評です。
そのほか、以下のようなメリットがあります。
費用 | 88,000~121,000円 |
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治療名:ノンメタルクラスプデンチャー
治療の期間・回数:2週間~1か月程度、2回程度
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。耐久性がやや劣るため、数年後に再作成が必要になる可能性があります。
部分入れ歯の「ノンメタルクラスプデンチャー」と「金属床の入れ歯」を組み合わせたものです。
当院では、見た目の改善だけでなく患者さまの将来の健康も考え「金属を適度に取り入れたノンメタルクラスプデンチャー」もご用意しています。
入れ歯を薄く作れるため、お口の中の違和感が少ないのが特徴。耐久性が高く、食べ物の味や温度を感じやすいので食事がおいしく感じられるといった特徴もあります。
丈夫で耐久性に優れた金属を床に使用することで厚みを極力少なくでき、お口に入れたときの違和感が少ないとお喜びになる患者さまも少なくありません。
保険の入れ歯に比べて安定しやすいため、よりよく噛めるのも魅力です。
そのほか、以下のようなメリットがあります。
費用 | 451,000円 |
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治療名:金属で補強したノンメタルクラスプデンチャー
治療の期間・回数:2か月~3ヶ月程度、5回程度
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯に負担がかかります。金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
治療名:吸着義歯(オプション)
治療の期間・回数:3か月~4か月程度、5~6回程度
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。
※金額は税込み表記です。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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午前 | ● | ● | ● | ─ | ● | ● | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ▲ | ─ |
午前:9:00~13:00
午後:14:30~18:30
▲:14:30~17:30
休診日:木曜・日曜・祝日
※木曜は訪問歯科の診療を行っています。
※11/1から診療時間を変更します。